この記事では、骨格診断のメソッドに基づき、骨格ストレート、骨格ウェーブ、骨格ナチュラルの各骨格タイプに似合うベルトの特徴をご紹介していきます。
骨格診断は、骨格や肌の質感から、自身の体型をキレイに見せることができるファッションアイテムを導き出すメソッドです。
骨格診断でこんなお悩み解決できます
なんかコーデの中でベルトだけ浮いている気がする…
自分に似合うベルトは何なのか分からない…
このような悩みを抱えている方、大勢いらっしゃるかと思います。
もしかしたら、皆さん、自分の骨格タイプに合わないアイテムを無意識に選んでしまっているかもしれません。
自分の骨格タイプに合ったアイテムを選ぶことで、ぐんと垢ぬけて見えるようになるので、自分に似合うベルトはどういうものなのか知っておいて損はしないです。
せっかくの機会ですし、パパっと簡単に知っておきましょう。
自分に似合うベルトって?
骨格タイプ別に似合うベルトの特徴をご説明する前に、私の考える「自分に似合うベルト」とは何かを簡単にご説明します。
私が思うに、ベルトが似合うかどうかは、
素材感×太さ×デザイン×コーデの系統×コーデの色合い
で決まります。
それらの要素のうち、「素材感」・「太さ」・「デザイン」については、骨格タイプ別に得意不得意があるので、順にその特徴を紹介していきます。
ベルト選びの注意点
ただ、骨格タイプに合ったベルトを選ぶだけでは、必ずおしゃれになれるとはいえません。不十分です。
というのも、キレイめであったりストリート系などのコーデの系統や全身の色合いを考慮して選ばないと、コーデにどこか違和感が生まれてしまいます。
極端な例ですが、ファンキーな格好×かしこまったベルトや、シックな色合いのコーデ×カラフルなベルトの組み合わせはおかしいですよね。
そこで、本記事の中では、私が紹介するおすすめのベルトに対し、どういうコーデに合うか一言コメントと☆評価をつけていますので、ぜひ参考にしてください。
骨スト男性に似合うベルトは?
立体的なボディが特徴的な骨格ストレートの男性に似合うベルトの特徴はこちらです。
骨スト男性が得意なベルト素材は?
骨スト男性は、ハリのあるレザーの素材感が得意です。なので、骨スト男性は、クセのないシンプルな牛革のベルトを色違いで2~3個持っておくことをおすすめします。
レザーの中でも、キレイめな表革のレザーのベルトが似合います。クロコダイルの押し革もいいですね。
骨スト男性の苦手なベルトは?
光沢が強すぎるものは、骨スト男性のコーデに合わせづらいかもしれません。
光沢感やツヤ感が強すぎると浮いてみえてしまい、子どもっぽい印象になってしまいます。マットな光沢感があるものは、骨スト男性におすすめです。(上のリーバイスのベルトのような光沢感)
ベルトの帯革の部分だけではなく、バックルの金具についてもツヤ感が強すぎるものは避けた方がベルト選びに失敗しにくいです。
「リッチ」な印象のベルトを選んでみてください。
また、スエード調のものやベロア調の起毛感のある革素材のベルトは避けた方が無難です。
その理由としては、その起毛感が骨スト男性の立体的なボディを強調して見せてしまうことと、骨スト男性が得意なシャツやパンツのスタイルと喧嘩してしまいがちなことが挙げられます。
これらのベルトは、骨ウェ男性が得意なベルトです。
骨スト男性におすすめのベルトデザインは?
骨格ストレートの男性は、余計な装飾が施されていないシンプルなデザインのアイテムが似合います。私は、帯革が無地であるベルトをおすすめします。
柄が複雑なものや独特なベルトは、コーデに取り入れにくいと感じることも少なくないでしょう。
ベルトでコーデのハズシをしようと考える場合は、取り入れても問題ないです。
とりわけベルトにこだわりがない場合は、シンプルなものをチョイスしましょう。シンプルなものの方が高級感も出やすいですし、骨スト男性の得意なスタイリングの方向にもっていくことができますよ。
骨スト男性におすすめのベルト幅は?
骨スト男性には、細すぎず、太すぎないオーソドックスな標準幅のベルトをおすすめします。標準幅というのは、具体的に言うと、30mm-40mmくらいです。(上のラコステのベルト幅は3mm)
私の経験則上、「小指の先から第2関節までの長さ」が、その人にとってちょうどいいベルトの幅のように感じます。
細いベルトの場合、骨スト男性の肉厚で迫力のある体格にベルトが負けてしまい、アンバランスな印象をあたえてしまいます。
逆に、ベルトの幅が太すぎる場合、骨スト男性の上半身の厚みに拍車をかけるので、いかつく見えてしまう可能性があります。
骨スト男性におすすめのベルト
素材感、太さ、金具のデザインを総合的に考慮して、骨スト男性におすすめするベルトはこちらです。
Hanes(ヘインズ)
明度が高めなブラウンなので、明るい印象になります。ベージュはじめアースカラーのパンツとの相性がよさそうです。
Levi’s(リーバイス)
落ち着いたチョコ色なので、困ったときはこれを使えば何とかコーデがまとまる、そんな頼もしい一本になってくれますよ。
DIESEL(ディーゼル)
しぶカッコよすぎますね。ワイルドな骨スト男性にはぴったりな一本です。
骨ウェ男性に似合うベルトは?
なだらかな腰のラインが特徴的な骨格ウェーブの男性に似合うベルトの特徴はこちらです。
骨ウェ男性におすすめのベルト素材は?
骨ウェ男性は、起毛感のあるスエードやヌバックの素材感が得意です。
ヌバックは革の表面を、スエードは革の裏面をやすりがけしたもので、起毛感あるテクスチャになっています。
スエードは起毛感のある革の裏面をさらにやすって毛羽立たせているので、よりカジュアル感が強くなります。
ヌメ革やオイルレザーも骨ウェ向き
また、レザーの中でも、ヌメ革やオイルレザーのベルトも似合います。
ざっくり説明すると、ヌメ革とは、タンニンを使ってなめされた皮革のことで、オイルレザーとは、通常の革よりも油を多量に含んだレザーのことです。
ヌメ革やオイルレザーはやわらかく、ツヤ感が見られるのが特徴的です。なので、骨ウェ男性のやさしい雰囲気とマッチします。
ツヤ感のあるバックル
ベルトの金具がつやつやしていると、子どもっぽい印象になりがちですが、骨ウェ男性は子供っぽくなりにくいです。
というのも、骨ウェ男性は渋めの「重厚感」のあるアイテムは苦手ですが、ツヤ感の強い「軽さ」を感じられるアイテムはソフトな雰囲気のある骨ウェ男性との相性が良いのです。
「鏡面仕上げ」のアイテムを選んでみてください。
骨ウェ男性の苦手なベルトは?
骨ウェ男性はソフトな肌質をしているので、マット感が強く乾いた印象のあるアイテムとの相性が悪いです。骨ウェ男性は薄くやわらかな素材が似合う傾向にありますが、ドライな雰囲気のアイテムはそれとは真逆の厚手で硬い素材のものが多いです。
なので、骨格ウェーブの方がそのようなベルトを身につけると、ベルトだけ浮いて見えてしまう可能性があります。
そのため、年季が入って乾いた雰囲気のあるベルトであったり、ヴィンテージ加工が施されたベルトなんかは、コーデに取り入れてもしっくりこない感覚があると思います。
ドライな雰囲気のベルトは、骨ナチュ男性が得意です。
骨ウェ男性におすすめのベルトデザインは?
骨ウェ男性には、細かな装飾が施されている繊細なデザインのベルトが似合います。
大胆な柄や模様が描かれているアイテムよりも、ステッチやキルティングなど、細かいディティールが凝られているものをおすすめします。
バックルについても、繊細でデザイナブルなものであれば、多少個性的なアイテムでもとりわけ問題なくコーデに取り入れることができますよ。
骨ウェ男性向けのベルト幅は?
骨ウェ男性におすすめのベルトの幅については、やや細め~標準幅のものをおすすめします。具体的に言うと、20mm-35mmくらいです。(上の写真のベルト幅は約20mm)
太いベルトは重たい印象のものが多いので、細身の骨ウェ男性の方には似合わないことが多いです。また、下重心に拍車をかけてしまうこともあるのであまりおすすめしません。
ハイウエストパンツにやや太めのベルトなら、違和感は多少解消されると思います。
骨ウェ男性におすすめのアイテム
素材感、太さ、金具のデザインを総合的に考慮して、骨ウェ男性におすすめするベルトはこちらです。
Saddler’s(サドラーズ)
秋冬の季節に特に活躍してくれそうな一本です。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
ビジネス使いもカジュアル使いもできる優秀ベルトです。
GUCCI(グッチ)
繊細かつ上品な柄やキルティングっぽさといった、骨ウェ男性の似合う要素がたくさん詰まったクールな一本です。
骨ナチュ男性に似合うベルトは?
筋骨たくましい骨格ナチュラルの男性に似合うベルトの特徴はこちらです。
骨ナチュ男性におすすめのベルト素材は?
骨ナチュ男性には、硬いレザー素材のベルトをおすすめします。
骨スト男性はハリ感のある硬いレザーが得意ですが、骨ナチュ男性は乾いた印象の硬いレザーが得意なので、少し似合うレザーの系統が違います。
スエードやヌバックも◎
また、骨ナチュ男性には、スエードやヌバックの素材感も似合います。
起毛感が強いふわふわした印象のものよりも、「ドライさ」や「粗さ」が感じられるものを選ぶとよいでしょう。
起毛感が強いふわふわした印象のものよりも、「ドライさ」や「粗さ」が感じられるものを選ぶとよいでしょう。
というのも、骨ナチュ男性はドライな肌質をしているので、その肌の雰囲気との統一感が生まれるからです。
キャンバス素材は骨ナチュ男性向き
また、キャンバス素材も骨ナチュ男性の得意な素材なので、キャンバス素材のベルトもコーデに積極的に取り入れていくとよいですね。
上の写真のようなガチャベルトは、ストリートファッションにぴったりです。
まとめると、骨ナチュ男性は、ざらざらした素材感が得意なのです。
骨ナチュ男性の苦手なベルトは?
ベルトの金具がつやつやしているものや帯革の光沢感が激しいものは、骨ナチュ男性にはあまり向いていません。
というのも、骨ナチュ男性は渋めの「重厚感」のあるアイテムは得意なのですが、ツヤ感の強い「軽さ」を感じられるアイテムはワイルドな雰囲気のある骨ナチュ男性との相性があまりよくないからです。
金属のパーツが、白色に近い金属ではなく、黒色に近い金属のものを選ぶとコーデにまとまりが出やすいかと思います。
「いぶし加工」のアイテムを選んでみてください。
骨ナチュ男性におすすめのベルトデザインは?
骨ナチュ男性には、ワイルドで男らしいデザインのベルトが似合います。クロコダイルの革模様や、風合いのある革の雰囲気が感じられるものがおすすめです。色ムラがあるものやベルトのカット面が粗削りなものなどです。
カウボーイのような雰囲気のあるものも得意です。ウエスタンブーツと合わせて、アメカジのワイルドなスタイルにもっていくのもいいですね。
ヴィンテージ調のベルトは、骨ナチュ男性におすすめです。
メッシュベルトは骨ナチュ男性にイチオシ
また、編み込みが特徴的なメッシュベルトは、骨ナチュ男性が得意なデザインです。細かく編まれたものも、ざっくりと編まれたものもどちらもキレイに身につけることができます。
骨ナチュ男性向けのベルト幅は?
骨ナチュ男性におすすめのベルトの幅については、標準~太めの幅のものをおすすめします。具体的に言うと、30mm-45mmくらいです。(上の写真のベルト幅は約35mm)
ベルト幅が細いものだと、骨ナチュ男性に特徴的な骨のごつごつさにベルトの存在感が負けてしまい、不安定な印象になってしまいます。
骨ナチュ男性におすすめのアイテム
素材感、太さ、金具のデザインを総合的に考慮して、骨ナチュ男性におすすめするベルトはこちらです。
Dickies(ディッキーズ)
秋冬の季節に特に活躍してくれそうな一本です。
CONVERSE(コンバース)
コンバースのシューズを履いて、ベルトもコンバースでそろえるというのもいいですね。
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
根強い人気のあるホワイトハウスコックスのメッシュベルト。同じような安めのメッシュベルトと比較してもレザーの風合いが違うのが一目でわかります。
最後に
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