
みなさん、こんにちは!
ライターのむきたまするです!
みなさんは、香水はなんで香りが変わっていくのか不思議に思ったことはありませんか?

たしかに。なんでやろ?
僕はずっと気になっていたんですよ。
ということで、香りが変化する理由を詳しく調査してきました♪
今回の記事では、香水についてそこまで詳しくない方にもわかりやすいように、「ノート」などについて一から解説しながら、香りのメカニズムを解き明かしていきたいと思います!
Contents
「ノート」とは?

先ほど、香りは変化するといいましたが、時間が経過することによって、香りが変化していく状況のことを「ノート」と言います。この時間の経過に伴う香りの変化を香水用語で3段階に分けて、
と呼んでいるんですね。
ミドルノートはメインの中心となる香りともいえるため、別名「ハートノート」とも呼ばれていたりします♡
また、ラストノートも香水の土台となる香りという意味で「ベースノート」とも呼ばれていたりしますね。
トップノート

トップノートとは、香りの最初に感じる印象のことでつけ始めてから間もない5~20分程度香るもののことを指します。
トップノートの香りは最も強く広がるという特徴があります。
ミドルノート

ミドルノート(ハートノート)とは、香水をつけてから30分~2時間程度の、香りが調合されるうえで中心となる部分の印象のことを指します。
先ほどのトップノートに比べて、匂いが落ち着き、和らいだ状態となります。
ラストノート

ラストノートとは、香りをつけてから数時間経ったあとの香りが消えてなくなるまでの香りの印象のことです。最終的に、自分の肌の上で自分の香りになるものを指します。
パルファンなどの香りが強いものであれば、半日も続くこともありますが、モノによってはそこまで香りが持続しないものもあります。
それは、香水の種類によって変わってくきます。香水の種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事を見てみてください♪
ノートを駆使して香水をつけよう!

香水はつけてから3段階にわけて香りが変化していくということを理解したところで、その香水のノートの特徴を駆使した香水のつけ方をマスターしましょう!
先ほど述べたように、
トップノートが一番香りが強いです。
そのため、香水をつけたての時に人と会ってしまうと、相手の方に、

この人、匂いきっつ!
と思われかねません。
せっかくいい香水をつけているのに、
第1印象だけで判断されるのは悲しすぎます。
そこで!
人に会う30分前に香水をつける
ということを僕はおすすめします。
つまり、人と会うときにはトップノートの香りを飛ばしておいて、ミドルノートの香りにしておくということです。
ミドルノートであれば、そこまで匂いも強くなりすぎず、やっと自分になじんできたくらいなのでちょうどいいんですね。しかも、香水のメインの香りを相手と共有できますし、まさに一石二鳥ですね!
人に会うときには30分前に香水をつけるべし!
「ノート」から分かる香水を買うときの注意!
ここまで記事を読み進めたあなたはノートとは何ぞかは理解し、ノートを生かした香水のつけ方もマスターしたことでしょう。

実際に香水を買いに行こう!
あ、店員さんがこの香水の試香させてくれるみたい。
うわっ!匂い嗅いだ瞬間めっちゃいい香り!これ好き!

即決しました!買います!

まいどありっ!
ってやってしまったら、僕泣いてしまいます。
お気づきでしょうか。
この人はトップノートの香りしか嗅いでおらず、ミドルノートやラストノートの香りは全く試香してないんです。なので、香水の香りの変化が分からないまま、香水を買うことになるので、後から、

あれ、なんか思った匂いじゃないな
と、ならないこともなくはないわけです。
これが香水を初めて買う方がやりがちな失敗なんですよ。
これまた、買った香水が万超えの高い香水ともなるとショックですよね。ですが、この記事を読んでいる読者さんはもうそのような過ちを犯さないと思いますので、安心して香水をご購入ください!
つけたての香りだけで香水を選ばず、じっくり選ぼう!
じっくり選ぶために
でも、ここで、

自分そんなにコミュ力ないし、香水屋で何十分も店員とずっと話し続けるなんて無理だよ!!
っていう悲痛な叫びが聞こえてきます。
(いや、聞こえてこないか笑)
じゃあどうすればよいのか?
僕のおすすめは、まず店員さんにムエットと呼ばれる特殊な紙に香りをつけてもらって、ひとまず気になっていた香りの香水を全部嗅いでみるということです。
そして、嗅いでみた中からお気に入りの香水の香りを一つ決めてそれを実際に自分の肌につけてもらうんです。
それから、

ちょっと他の店見てきます!またきまーす!
と店員さんに遺言を残し、店を離れ、外やデパートの中を数十分間うろちょろして、時間を経たせましょう。(その間、服を見るもよし、ぼけぇーとするもよし)
そうして、いい頃合いだなって思ったときに、ミドルノートに変化した後の香りを嗅いでみましょう。
この方法のいい点
この方法のいい点は、ミドルノートが好きなにおいでなかった場合、また店に行かずに逃げることができるという点です。(なんと姑息な!笑)
好きな香りであれば、また店に再び行って買うなり、ネットショップで購入するなりすればよきですね。
よければ使ってみてください笑
なんで香りが変化するの?

さぁ、ここからが本題ですよ!
香水のボトルを開けたときの香りとか、肌につけたときの香りとか、それから数十分たった後の香りとかさらにそこから、数時間経った後の香りは全然違うんですよ!
また、同じ香水でも人によって全然香り方が違うっていうこともあるんですよ!

あの子と私、同じ香水つけてるはずのにちょっと香り違う!
なぜそんなことが起こるのでしょうか?
香水ってどうできているの?
その謎の解明には、香水がどのように作られているかが大きなカギを握っています。
というのも、香水はたくさんの様々な種類の香料を混ぜ合わせて作られているのですが、それらの香料の中でも、揮発しやすいものから順に香っていくんですね。
というのも、香水が香るメカニズムを考えればそこまで難しくありません。
揮発した香料が鼻腔を通ることで人は匂いを認識するので、いち早く揮発しやすい香料から人は香りを認識するんです。そして、揮発しにくい香料は、ゆっくりと揮発していくので人が香りを認識するのはだいぶ時間が経過してからになるというわけです。

んー、なるほど。科学だ!
香水の香り方に個人差がある理由

そして、また、同じ香水でもトップノートから香りが変化する時間は実は個人差があり、香り立ちそのものも個人の体質によって微妙に変わるということも上で述べました。
それには、人の体温などもかかわってきます。
もしあなたがとても体温の高い人であれば、どうなるか考えてみてください。香水の香りの変化はどうなるでしょうか。

体温が高いということは、人より熱を発しているということだから…
…

一般的に、温度が高い方が液体から気体に状態変化しやすいから…
香料が揮発しやすくなるからトップノートからミドルノートへの変化が早く訪れるんですね!
香水の香り方の季節差

じゃあ、ちょっと応用です。
冬と夏どちらがトップノートからミドルノートに香りが早く変化しやすくなるでしょうか??
…
原理を理解していれば、楽勝ですね!
夏の方が暑く、体の表面温度が高くなって香料が揮発しやすいので、夏の方が早く香りの変化が訪れると言えます!そしてそれは、すなわち、冬より夏の方が香水の持続時間が短くなるということですね。
季節によって香りの持続時間や香りの強さに差が出てくる
まとめ

この記事を通して、香水のノート、そしてそれを生かした香水のつけ方について見てきました。また、香水は香りが変化すること、それに気を付けて香水を選ぶ必要があること、そして、香水の香り方には個人差があることももうおわかりですね!
というわけで、
より豊かな香水ライフをお送りください♪
ついでに、僕のイチオシの香水を下に載せておきますね♡
男女ともに使える柑橘系の爽やかな香水なので、ぜひぜひ!
最後に
このサイト「iroka」では、
香水からメンズコスメまで
様々な情報を発信しております。
僕が垢ぬけるために
使ったものを紹介したり、
香水をレビューしたりもしてます。
香水やおしゃれに興味ある方、
ぜひのぞいてみてください。

以上、むきたまするがお送りしました!
読んでくださり本当に感謝です!
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